連続休暇中に飲んだ日本酒の備忘録
KURANDというお店の通販サイトで日本酒を注文して素敵な連休を過ごさんと試みた愚民。
素人の私は玄人の品評を拝見しても理解および想像に及ばない場合があるので、素人は素人なりに記憶を記録しておくのが吉。
・吉野
格別の甘さと香りの高さを特徴とした奈良県のお酒。
日本酒度-40なので、今まで飲んできた日本酒の中で最も甘かったが、
甘ったるいわけではなくコメの甘さの口当たりが非常によく、かつスッキリとした味わいが残り、新たな感覚を植え付けてくれました。
アルコール度数11%という低さも素敵な味わいの一助となっているのではないかと。
このお酒とともにイカとサーモンの刺身を食したが、良すぎて涙が出そうだった。
・梧桐(あおぎり)
日本酒度+10の超辛口テイストの山形県のお酒。しかしながらただ辛口であるのではなく米の香りがありコメの甘みもあり、味わい深いお酒。
辛口かつ甘みがあるって存在するのか、と学んだ。
香りの高い辛口、華やか。キレがよく後口良し。
香りが高いので飲む瞬間、口に含んだ瞬間は甘さをふわっと感じる一方で、味わった段階では辛口でスッキリする。共存。
・29 -ニク-
肉という名の岐阜県のお酒。
肉に合わせた日本酒というコンセプトで開発されたとのこと。
肉に合う日本酒とはどういうものかと思い、比較的良い牛肉を買って食してみた。
なんとなく意図が分かった気がしたが、肉の旨味に負けないような日本酒感があり、肉の脂っぽさに抗うようなキレの良さがあった。
日本酒度+4。
このお酒を飲んで初めて知ったことがあって、
「味の濃さ」と「辛さ」は別のパラメーターなんだという知見を得た。
普通に考えれば違うことは分かるはずなのに、これまで勘違いしていた。
このお酒は味が濃く日本酒感が強い。
このお酒を飲んでこの知見を得たことによって、前述の梧桐の「甘さと辛さが共存する」に納得できた。
梧桐は辛口だけども味が濃いわけではないので甘さもともに出すことができるのだと分かった。
素人なので様々な発見をできるのが楽しい。
今後も仕事のストレスを積極的に酒で解消していきたい。