GⅠ 春麗ジャンプステークス
2022年2つ目のGⅠレース「春麗ジャンプステークス」
全然GⅠじゃないしただの障害オープン特別だが、小倉のオープン特別としてはメンバーが高いレベルで拮抗しており非常に楽しみ。
この楽しみな感情を残したく久しぶりに記録を残す。
前に行きたい馬が多いうえ、時計のかかる馬場状態ということでタフなレースとなることを予想。
本命は①マサハヤドリーム、⑥グランドレグルス、⑦マイネルヴァッサーの3択だが、当日のオッズや馬場を見て決める。
①マサハヤドリームは安定感が強い。個人的に福島と小倉は相関があると思っていて、その両コースでまったく崩れていないのが好感。
ポジションを取ったうえで無難な飛越から、向こう正面からゴール前の平地区間でしっかり脚を使えることが即ち安定感というところだろう。
前走ペースが流れていたにもかかわらず前半掛かっており、外を回しながら上がっていくなどロスの多すぎる競馬。それでケンホファヴァルトに1.8秒差なら十分。
今回は休み明けとはいえ森一馬騎手を背にかなり乗り込まれており、折り合いさえつけば崩れないと予想。
⑥グランドレグルスは昇級戦だが未勝利勝ちが秀逸。初障害のリバーシブルレーン戦からタイムはかなり早く差し脚優秀だったが、未勝利勝ちの前走でも強い競馬だった。
完全にサンティーニの勝つ展開を、その後ろから強引にねじ伏せていくような競馬で強さを感じた。
昇級組の中で最も有力と思うが人気がないようなのでおもしろい。
⑦マイネルヴァッサーは展開利を得られそうなイメージ。前が速くなる流れ、タフな馬場ならこの馬の差し脚が活きてきそう。後方で構えがちな小野寺騎手だがこの馬への騎乗実績は多く、脚の使いどころは把握しているだろう。前走は若干脚を余した格好になったが、今回はしっかり強気で乗ってほしい。
本命候補にはしなかったが④ホッコーメヴィウスも安定感があり期待したい。テンの速さは随一で、位置を取りに行けるのが強み。交わされたりペースの変化があったりしてもレースが乱れないのも良いところ。前に行きたいメンバーが多い今回、どこまで粘れるか。
人気になりそうなルヴォルグ、ゼノヴァースは昇級で飛び負けて揉まれたときにどうなるか、不安が残る。
エコロドリームは前走落馬があったものの、落馬までは良い競馬ができており押さえたい。が、思ったより人気。
万全ならマイネルレオーネが強いと思うが、さすがに叩いてからか。